みなさまこんにちは!窪田です。

私は実家が笛吹市の春日居町なのですが、春の時期になると毎年見るものがあります。


それは【笈形焼】

北に鎮座する御室山で行なわれている伝統行事です。
一辺400mで日本一の規模を誇る笈型の灯らしいです。

いつから始まったものなんだろうと調べてみたらその歴史は古く平安時代まで遡りました。

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かつて長谷(ちょうこく)寺の修験者と勝沼柏尾の大善寺の修験者が山伏問答をしていた際にその問答がこじれて戦いとなり、大善寺側は山梨岡神社の鳥居を持ち帰り焼き払い長谷寺側では勝沼柏尾の笈(山伏や修行僧が背負い歩く箱)を持ち帰り
焼き払ったそうです。
この「笈を持ち帰って焼いたこと」が、笈形焼の始まりと伝えられています。

その後、笈形焼は、盂蘭盆(うらぼん)の終わり――旧暦7月16日――の夜に精霊送りの篝火として行われるようになり、江戸時代末期まで続きました。

そして一時途絶えていたそうですが、昭和63年に「電球」90個の点灯に平成2年以降は85基の「電灯」設備による点灯に変わっていったそう。
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ということでした。
毎年なにげなく見ていた風物詩にこんなに長い歴史があったとは。
とても面白い。
昔と違い今ではインターネットを使ってこういったことがすぐに調べられて便利ですね。
今まで特に気にとめていなかった行事や出来事にも色々と歴史などが絡んでいるんだろうな。

こうやって知識や見聞を広めるのは必要なことだなと改めて感じました。
これからも気になったことは積極的に調べてみようと思います。
みなさんは最近調べて面白かったことなどありますか?