こんにちは、三神です。
会社でも家でもPCモニター、スマホの画面などを長時間見ていることが多い私ですが、やはり目を酷使しすぎるとそこから肩こりにつながったり、眼精疲労から小さな文字がぼやけて見えることもあり、目にも休息が必要だなーと日々感じています。
ですがなかなか目を労る時間を作れない現代人でもありますので、ある程度の時間モニターなどを見続けたときは目薬を差します。
愛用しているのは差した後目がスッキリとする刺激強めのクール成分配合のもの。
10年以上前初めて使ったときは刺激的すぎて転げ回るほど驚いたのですが、その後普通の眼薬を差しても物足りなさを感じてしまい、振り返れば長いこと刺激ありのものを使っています。
もうかなり前のこととなりますが、そんな私がある日いつものように眼薬を差していると、友人から眼薬の差し方について指摘というかアドバイスをもらったことがありました。
なんでも眼薬の正しい差し方に「げんこつ法」という手法があり、それが世界的なスタンダードである、と友は力説しました。
げんこつ法、ぱっと聞くと古武術の基礎的な捌き技の一種なのかなと思ってしまうネーミングなのですが、一応その説に耳を傾けてみると、
1)片手に眼薬を持ち、逆の手はグーに握りげんこつを作る。
2)げんこつと化した拳を下まぶたにあてて下に引っ張り目を大きめに開ける。
3)げんこつの上に眼薬を持った手を乗せて点眼する。
どうやらげんこつの上に眼薬を配置することで、容器と目の接触を回避、程よい距離感からの点眼が可能となることがポイントとのこと。
この「おばあちゃんから教わった」というげんこつ法なる技術を私も試してみると、たしかに点眼しやすいような気もしたのですが、忙しい現代人にとってはげんこつを作る時間も惜しいもので、それから10年以上1度も点眼の際、げんこつ法を用いることはなかったのでした。
ところが先日、毎回定番の眼薬がなくなりかけたもので、何気なく「眼薬 刺激 強め」のように検索していたところ、ロート製薬、参天製薬などの眼薬界の大御所をはじめ、様々な医療法人、調剤薬局などの公式サイトにて「げんこつ法」が正しい点眼方法として紹介されており、10数年ぶりに「げんこつ法」というワードを意識したこと、眉唾ものだったその方法が正しい方法だったこと、それでもこの方法を用いている人を一度も見かけたことがないことなど、様々な思いが交錯し、検索した通り「刺激強めの眼薬情報」を手に入れた私はその日からげんこつ法を用いて点眼をしている次第です。
【げんこつ法:参天製薬さんより画像お借りしました。】
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ちなみにわりとよく知られてはいると思うのですが、点眼後に目をパチパチするのはNGとのこと。
パチパチすると眼薬が目から鼻に流れていくそうで、私も経験ありますが何とも言えぬ不快な味がしたことを覚えています。
そんなわけで皆さんも目がつかれたときにはげんこつ法での点眼をお試しください!